HAIR & SCALP髪と頭皮

若い年齢での抜け毛は、なぜ起こる?

過度なシャンプーによる頭皮環境の崩れ

60代を過ぎると加齢や閉経による女性ホルモンの減少などで薄毛になる場合もあります。 しかし最近では、20〜40代などの若い年齢で抜け毛に悩まされる方も多いようです。 その大きな原因の一つに、髪の毛を育てる
「頭皮環境」
の崩れがあります。
頭皮環境を雑菌から守り、健やかにみずみずしく保っているのは、「頭皮バリア」の力です。しかし、現代の女性は、毎日シャンプーで髪を洗う方がほとんどだと思います。 ここでゴシゴシと指や爪を立てて洗ったり、たくさんのシャンプーを使ったり、必要以上に洗いすぎてしまうと、この頭皮バリアが壊れてしまうのです。そうなると頭皮が乾燥し、それを補うために皮脂が過剰分泌されて…と悪循環に陥り、頭皮の老化を早めてしまいます。
若い年齢での抜け毛は、なぜ起こる?
若い年齢での抜け毛は、なぜ起こる?
さらに、ヘアカラーやパーマ、白髪染め、シャンプー・コンディショナーのすすぎ残し、整髪料などの化学的な刺激が、さらに頭皮環境に悪影響を与えます。結果、頭皮が老化して抜け毛・薄毛につながるばかりか、頭皮と皮一枚でつながっている顔の肌老化やタルミまで引き起こしてしまうのです。今の若い世代の方は、ファッションとして茶髪を楽しんで来られている方がほとんどだと思いますので、このようなトラブルを感じる方も多くいらっしゃいます。
まずは自宅で、シャンプーの量を減らし、手のひらで優しく洗う「美々百式シャンプー」を試してみてください。これだけでも頭皮の乾燥などのトラブルが改善されるはずです。今だけでなく3年後、5年後、10年後の髪の量やハリ、コシだけではなく、お顔のタルミ予防のために、ぜひ続けて見て下さい。

体や心の不調が一番に現れるのも、頭皮と髪

頭皮や髪の毛は、
体内の毒素を排出する場所
の一つです。 また、頭髪は人間の生命維持活動に必要ではないので、体内に不調が現れた場合は一番最初に機能が
“弱る”場所
でもあります(不調のある場所にエネルギーや栄養が優先されるため)。 そのため、頭皮に問題がないのに抜け毛が増える場合には、体内の不調や精神的なストレスなどが原因かも知れません。また、生活習慣の乱れや女性ホルモンバランスの乱れも、抜け毛・薄毛の大きな原因と考えられます。 この際は、適切なリラクゼーションや生活習慣の改善などが必要になります。

まずは抜け毛、薄毛をセルフチェック!

抜け毛や薄毛のセルフチェック

ステージA
髪が細くなる。 襟足の髪と頭のてっぺんの髪と太さを比べ、襟足の髪よりもてっぺんの髪が目でみて細くなっているようであれば、ステージA
ステージB
髪が切れやすくなる。 細くなった髪の乾燥が激しくなり、弾力がなくなる。 パサパサして切れやすい。
ステージC
髪が縮む。 くせ毛になり、くせ毛と縮毛が混ざったツヤのない髪になる。
ステージD
髪が抜ける、地肌が透けて見えてる。
抜け毛の目安は1日約50~80本です。100本を超えると異常なので、医療機関での診察、診断をお勧めします。また、ステージA〜Bの状態でも、頭皮トラブルが起こっている状態ですので、ぜひ一度相談に訪れて下さい。

「美々百式シャンプー」まずは自宅で抜け毛・頭皮トラブル予防

汚れの半分以上はお湯で洗い流せるので、シャンプー剤を使う前に、優しくお湯で洗ってください。また、ショートカットの方などはコンディショナーを使用しなくてもよいかも知れません。ぜひ以下の方法を習慣づけてみて下さいね。
「美々百式シャンプー」まずは自宅で抜け毛・頭皮トラブル予防
  • 手ぐしで髪をときほぐします。この時、髪に空気をいれるように、髪を手で浮かすのコツ
  • シャンプー剤の量を減らす。
  • シャンプー剤は泡立ネットで泡を立てるか、薄める。
  • 低めの温度で洗う。理想の温度は31~32度、高くても40度まで。
  • ワシワシ、ゴシゴシと洗わず、指の腹で優しく洗う。
  • シャンプー剤が残らないように丁寧に洗い流す。手を髪の中に通すようにしながら洗い流す。
  • コンディショナーなどは頭皮につかないようにする。
  • タオルで髪をふくときも、優しく両手のひらで頭を押さえて、水分を拭き取とる。ゴシゴシこすらないように。
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